上水オペラ倶楽部 2023年度 活動報告

上水オペラ倶楽部とは

 「上水オペラ倶楽部」とは、文化・芸術いきいきネットワーク(通称:CAN)がアクティビィティの大きな柱として、主に高齢者施設の皆さんに「音を楽しもう!」と題してオペラのハイライトを中心に童謡・唱歌や日本の歌謡曲などを組み合わせた生の演奏による出張公演を行っている取り組みです。
演出・構成は、 国立音楽大学招聘教授・中村敬ー先生が担当し、 出演は国立音楽大学の卒業生の若手音楽家の皆さんです。 編成は、 主にソプラノとバリトン、 伴奏のヒ°アノの3人。 時には、 テノールが入り4人編成になります。
公演は無料です。 公演時間は、 高齢者の年齢を考慮し約1時間。 オペ ラときくと敷居が高くなりがちですが、 プログラムの前半に馴染みの日 本の四季の歌を入れ、 心を和ませ、 中盤にオペラのハイライト曲とアリ アを歌い、 ラストを歌謡曲で締めくくるようにして、 誰もが楽しめるよ うに工夫を凝らしています。
公演は、 平成23年(2011年)から毎年3~4回行い、 令和5年までに51回開催してまいりました。
なお、 平成29年からは、 本いきいきネットワークの活動を広く一般市民の皆さんにも知っていただこうと2時間のオペラレクチャーコンサ ートを開催しています。 中村先生のオペラ史や解説が聞けるとともに若手の質の高いオペラの名場面の歌唱が、「本物を身近で聞けて感激です」との多くの声をいただいてまいりました。
さらに、 高齢者施設だけではなく幼稚園や保育園にも出向いてコンサ ートを行い、 クラシック音楽のすそ野を広げています。
公浪に関わる経費は、会員の会費と年末に行う「山下洋輔ジャズコンサート」の収益金及び企業・団体からの支援金により賄われています。令和5年度は、株式会社立飛ホールディングスからのご支援をいただきました。感謝申し上げます。
誰もが何歳になっても、 どの様な環境にいようとも、 オペラを始め音楽を楽しむことで、 生き生きと過ごせることを願っています。

活動報告 PDFはこちら

出張公演のプログラム

  • 「羊飼いと狼」(松井和彦作曲)
  • 「電話」(メノッティ作曲)
  • 「泣いた赤鬼」(松井和彦作曲)
  • 「浅草オペラ」
  • 「魔笛」(モーツァルト作曲)

レクチャーコンサートのプログラム

  • 1『椿姫』(ヴェルディ作曲)
  • 『カルメン』(ビゼー作曲)
  • 『ロミオとジュリエット』(グノ ー作曲)
  • 『妖精ヴィッリ』(プッチーニ作曲)
  • 『愛の妙薬』(ドニゼッティ作曲)
  • 『トスカ』(プッチーニ作曲)

令和5年度の出張公演

8月30日富士見保育園 様「羊飼いと狼」と夏の歌中村敬一(演出)
近藤眞未(ソプラノ)
大槻聡之介(バリトン)
吉田彩(ピアノ)
11月30日南台シニアセンター敬愛の森 様「羊飼いと狼」と秋の歌中村敬一(演出)
近藤眞未(ソプラノ)
大槻聡之介(バリトン)
吉田彩(ピアノ)
3月9日特別養護老人ホーム 砂川園 様「羊飼いと狼」と春の歌中村敬一(演出)
近藤眞未(ソプラノ)
大槻聡之介(バリトン)
吉田彩(ピアノ)

令和5年度のレクチャーコンサート

6月24日立川市女性総合センター・
アイムホール         
『妖精ヴィッリ』への招待中村敬一(演出)
吉田静香(ソプラノ)
福井暖(テナー)
大槻聡之介(バリトン)
吉田彩(ピアノ)
立川市柴崎学習館ホール『トスカ』への招待中村敬一(演出)
吉田静香(ソプラノ)
大槻聡之介(バリトン)
吉田彩(ピアノ)

令和5年度の出演者プロフィール

その他

活動内容をまとめたPDFがございます。よろしければご参照ください。

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